権化

塊に為って乞い願う頭も垂れず何何と我慢出来ずに喰らい附き首を〆上げ村何分 揚げ足取って北叟笑んで良い気に為る口を挟んで揚げ足取られる日迄 先世今来る世何を為る皆と一緒繰返す誰かが壊れる其れ迄を皆楽しんで楽しんで亦 心亡く… 続きを読む 権化

阿吽

人は行き過ぎて無情に知りも為ず人は治まらず何処へと流れ着く 雨降り止まず道流れ逝く此の期に及んでも誰もが見ぬ振りと 過ぎる喜びも過ぎたる悲しみも業は何時何時も人に宿るのか 人に壊された自然の中には幾万もの附けが秘められて… 続きを読む 阿吽

此の世で生きたい

此の世も暮れを行く逝く魂飛び交う交わらない此の世此の世が仕舞う 彼の世が近付く 御蔭も情けも廃れ廃墟と成る心心も亡く為れて為体が詠う 彼の世が近付く其れなら逝けば良い 89秒の重みは生か為れず人の世は直ぐ直ぐ夜深け前に沈… 続きを読む 此の世で生きたい

イワシの手開き

色色遣ったけど其れももう御仕舞手を合せて生きてんの 他人様に迷惑を掛けずに来た積りで本当の所は掛けて来たんだ皆もねきちんと其れに気付けるか如何かが肝心なんだよ 世の中は掛ける掛けぬの大井川 南無三

鉗み

彼の世先立つ人情け人の過ぎし人は暖かさを忘れてる眩れる人は喚き何時も青い野次そんな此の世生きる人に手合せる私 舌の根添えも乾かぬ人囀れば舌も切られ 其れが此の世と誰も過ぎるでもね善く見て欲しい人には未だ未だ情けの欠片在る… 続きを読む 鉗み