権化

塊に為って乞い願う
頭も垂れず何何と
我慢出来ずに喰らい附き
首を〆上げ村何分
揚げ足取って
北叟笑んで良い気に為る
口を挟んで
揚げ足取られる日迄
先世今来る世何を為る
皆と一緒
繰返す
誰かが壊れる其れ迄を
皆楽しんで
楽しんで亦
心亡く為た人間の
行着く先は何処へやら
息吐く先は彼の世とも
鯔の詰りは人次第
傲り高ぶり
買い被って良い気に為る
独り孤独に
自分添え殺し乍ら
先世今来る世何を為る
私は誰と
繰返し
自分が毀れる其の時を
今待って居る
待って居る未だ
繰返す無数の痕を
人は見ず寄添う事も無く消す
先世今来る世何を為る
人間は皆
眼を瞑り
良い様に為た代償を
何時迄も
皆何時迄も
何時迄も亦
繰返す人が絶える日迄

本歌
名無し之太郎
「風化」

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です